正直、期待していなかったんですが、いいほうの意味で裏切られました。
役者がみないい演技をしています。
この手のだんだん盛り上がっていくノリは個人的に好みです。
先が読めると萎える人向きじゃありませんけどね:-)
あらすじとしては行き場を失った騎手と、行き場を失った調教師と、大事なものを失った富豪と、そしていじめられてすっかりいじけてしまった馬が出会って、全てを乗り越えていくという話ですね。
シービスケットというのは実在の馬で、後半部分は資料などに基づいて作られているんでしょう。
とはいえ、劇的なシーンがたくさん出てくるので、どれだけすごい馬だったのかが伝わってきます。
「ちょっとぐらい傷ついたからといって、見捨てたりしない」
という台詞が印象的でした。
前半と、中盤に出てきますが、「よしっ!」と思わせてくれる伏線です。
涙で曇って前が見えなくなるシーンはほとんどないですが、すごく気持ちが高揚するシーンは多かったように思います。
もう一回、ちゃんと見ようかな。
シービスケット トビー・マグワイア ローラ・ヒレンブランド ゲイリー・ロス ポニーキャニオン 2005-07-06 |
関連する書籍も出ているので、機会があったら読んでみたいですね。
小説に分類されてますが、ノンフィクションです。
シービスケット―あるアメリカ競走馬の伝説 ローラ ヒレンブランド Laura Hillenbrand 奥田 祐士 ソニーマガジンズ 2003-07 |
ほんとはしたほうがいいのか。