ソーシャルハッキングとかフィッシング

最近、インターネット直結のPCを使っているヒトがいかに多いかを知る機会があった。
しかも、その無防備な状態でファイル共有ソフトを使って違法なファイルを取得し、あまつさえウィルスに感染して自分のPCの情報をばら撒くという迷惑なヒトも増えていることも。
本人としては見られたくもない情報なんだろうが、デスクトップのスクリーンショットが数分おきにネットに流れるということは、それだけトラフィックが増すということ。
はた迷惑この上ない。
更にはマイドキュメントの内容や、アウトルックの送受信箱も含めて圧縮された上でこっちも同じように垂れ流しなのだ。
各ウィルス対策ソフトのパターンが対応した今となってはウィルスの作者を責めるよりも、いまだ対策を講じることなくばら撒き続ける使用者を責めたくなってくる。
さて、ここからは本題。
ウィルスの類を除いて考えることにします。
近頃は「ソーシャルハッキング(ソーシャルエンジニアリングとも言いますが、今回はハッキングまたはクラッキングです)」とか「フィッシング」なんて言葉がだいぶあふれてきて認知度を上げてるようですが、「スキミング」とは違って情報を得ようとする側から見て難易度が低いので要注意です。
出かけていってカード窃盗を働くまでもなく、自分の部屋にいながらにして他人の情報を得てしまうというなんともお気軽な犯罪です。
尤も、スキミングの場合には特定の人間を狙うことが可能なので、不特定多数を相手にするよりは「割がいい」のかもしれません。
ハイリスクハイリターンということですね。


で、結構あちこち(Webやらペーパーメディア)にそれらの犯罪に注意するようにとは書かれているものの、具体的にどうすればよいのかまで気にして調べようとするヒトが少ないのも事実。
タイトルだけチラッと見て、「・・・ふーん」が大半じゃないですか?
ウィルス対策ソフトの期限が切れてパターンが最新でなくても、ソフトが入っているのだからウィルスは防げると思っているヒトもいそうです。
継続的に金を使うのはばかばかしいと思っているんでしょうけども、実はそれがあとでお金を失ったりすることに繋がっていくのだと認識することが必要かと。
そして、結局は他人に迷惑をかけることになるのだとも認識する必要があります。
とにかく、インターネットを利用するならちゃんとしろよ、ということ。
街に出かけるのに下着姿で出かける馬鹿はいませんよね。
下着同然の格好をしているおねーさんはいいけd(ry
(参考)
■特集:これが不正侵入の手口だ!
http://premium.nikkeibp.co.jp/security/special/index01_05_09.shtml
■インターネット界のオレオレ詐欺 “フィッシング詐欺”にご注意
http://allabout.co.jp/computer/netsecurity/closeup/CU20040426A/

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