K-20を観てみた

今は懐かしいタッチのOP曲でそのものずばり「タッチ」がありますが、その中の「ため息の花だけ束ねたブーケ」というフレーズに引っかかって、どんなんだそりゃと思って調べてみたら、「葛(クズ)」の花言葉が「恋のため息」なんですね。
でもクズの花って小さいからずいぶん地味な花束だなとか、そもそも「ため息の花」が本当に葛の花かどうかわからないじゃないかとか、Google先生に聞くと「ため息のだけ束ねたブーケ」だと思っている人が意外と多いとか、どうでもいいことばかり考えていたことを懺悔します。
さて、もう昨年のことになってしまいますがK-20を観てきました。
あらすじというか舞台設定はそもそも現代日本史からも離れていて、昔からよく耳にする固有名詞が出てはきますがまったく別作品であることがわかります。
漫画とかアニメだと割とすんなり受け取れるんですが、実写だとちょっと違和感ありますね。
不思議だ。


で、物語の中では第2次世界大戦は回避されまったく違う日本史になってる、ということでSFを交えながら話が進んでいきます。
登場人物は皆いい味を出していて、ストーリーも変に話をこねくり回すこともなく王道を貫いた感じですね。
単純明快ですが、逆にそれが気になる人にはお勧めしません(笑)。
登場する役者のファンか、頭を空っぽにして楽しめる人向けです。
因みに、上海や九州でロケをしているようですが、これまた味のある建物ばかりで気に入りました。
すべてがセットというわけでもないだろうから一度本物を見てみたいかも。

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