信州旅行20080916(前編)

アルバム 信州旅行20080915

 赤坂サカス サカス坂スタジオという名前が妙に気になってついつい口ずさんでしまうるしゃなです。
や、噛みませんよ?
横文字ばかりの地名が多い中、日本語の言葉遊び的な要素を持ったネーミングセンスに感動です。
ウマく韻を踏んでいて個人的には気に入ってます。
さて、9/16(火)から9/17(水)にかけて両親を連れて長野に行ってきました。
6月にも行ったんですが、そのときとはまったく違う箇所に行ったので問題なし。
いくつか予定とは違ってしまったところもありますが、まあこんなもんだろうといった感じ。
状況次第で行き先を変える、というのは近場ならではのことで、遠距離ではそうもいかないのですがどうでしょう。
プランA、プランBって感じで全体的に変更が入ると思うんですけどね・・・。
や、何を愚痴っているかというと事前に父親に相談したときに、天気がよくなければ行ってもしょうがないだの時間が早いのはダメだの、挙句の果てには行ってから考えようだの言われましてね。
近場でないにしてもしょっちゅう行っている場所ならそんな風に気楽に考えられるんですが、宿は予約しているので日程は変えられないし、行ったことのない場所も多くて・・・。
ま、無事に帰ってこられたので良しとしましょう(苦笑)。
ってことで続きにイベントを時系列で載せておきます。


●長野に行くって言うのに出発が8時ってどういうことよっ!
 我が家は朝早いのはダメなんです。
 というか、自分ひとりもしくは友人と旅に出るなら深夜に出発するのが好きなんですけどね。
 道は空いているし、移動しているうちに明るくなってくるのを見ているのが好きだし、一番は遠隔地の場合に現地に早いうちに着けること。
 行動範囲が広がるでしょう?
 しかも、家を出てから5分ほど経過したところで忘れ物を取りに帰り、更に朝の通勤渋滞を読みきれずにのろのろと進んだおかげで中央道の相模湖インターに着いたころにはすっかり9時半を回ってました。
 午前中が終わっちゃうよ・・・。
●赤そばの里? なんですかそれは?
 出発がずいぶんと遅れはしましたが、流石に郊外に出ると平日だけあって道は空いてました。
 で、一路長野に向かったわけですが父親が「赤そばの里」なるところに行きたいとか行っていたので岡谷ジャンクションを通り過ぎて伊那インターで降りることに。
 あれ? 伊北インターだったっけか?(苦笑)
 で、通常は蕎麦の花ってのは白いわけですがここには赤いのが咲いてまして、それを使って作ったのが赤そばなんだそうです。
 ただ、そばが食べられるはずの店に行ってみたら定休日でした・・・orz
●松本城って・・・疲れました
 赤そばを食べ損ねたのでさっさと松本まで移動することに。
 カーナビに松本城までを経路検索すると何故か一般道を通れという案内が。
 平日だし空いているだろう、などと軽く思っていたらとてつもない鈍足のペースカーが前にいまして、えらい目にあいました。
 道は狭いしカーブも多いので抜けないし、だらだらと走ることしばし、ようやく松本城へ到着です。
 駐車場脇のそば屋さんでつるつるとそばをいただいて腹ごしらえをしてからの登城でしたが(笑)。
 以前名古屋城へ上ったときは敷地内こそ昔の面影があるものの城の中は完全に資料館と化しており、広々とした階段に途中階までエレベータまであって(しかも天守閣には売店が・・・)雰囲気も何もあったものじゃなかったんですが、松本城は真反対で階段はきついわ通路は狭いわで年寄りにはずいぶんときついのではという場所でした。
 階段というより梯子だな、アレは。
 頭を軽くこすったり手すりにしがみついたりしながら天守閣まで上り、景色を楽しんできました。
 そうそう、靴は脱いでビニール袋に入れ素足で城内に入るわけですが、片手がふさがることになるので階段の上り下りは結構きついです。
 小さいお子さんなどを連れて行く場合には可能な限り荷物を減らしていったほうがよさそう。
 荷物が多いと倒れてくる人間を支える腕が足りなくなるかも(苦笑)。
 城の外には博物館もあり、城の拝観用のチケットでそのまま入れます。
 というか、抱き合わせじゃないk(ry
●ツイデニ旧開智学校ヲ見ニ行ッテミタ
 日本最古の「洋風」の校舎を持つ小学校、の跡地です。
 現存しているのは管理棟のみで、本来だと奥に続く校舎があったようですが今は何もありません。
 おかげで一部奇妙な形をしているところがありちょっと面白かったです。
 父親が尋常小学校の教科書や教育勅語を懐かしんでいました。
 というか、昔の教科書を見ながら今の小学校では「ヲ」という字を教えていないとか何とか言っていたので不思議に思っていたのですが、調べてみると
 
 「外来語表記に用いる仮名と符号の表」から「ヰ」「ヲ」「ヱ」「ヅ」「ヂ」などの旧カナが除外されている。
 
 ということみたいです。
 つまり日本語としてのカタカナ表記は依然として接続語としての「ヲ」は習うんですよね。
 ああ、びっくりした。
 ドリルとかを見てもちゃんと入ってました。
 浦島太郎気分にも程があるですよ。
●親が疲れたを連発するので宿へ
 なんだかんだ言って16時を回っていたので予約してあった宿へ。
 浅間温泉の「ホテルおもと」というところだったんですが、それなりの値段がするだけに部屋も広々としていて落ち着くし、料理もなかなか美味しかったです。
 まあ、こんなものかな。
 そうそう、屋上のジャグジーから見た月はたまらなく綺麗でした。
 一応前日が満月ということだったんですが、いやいや負けてませんよ。
 むしろこの晩の月のほうが上だと思ったのでした。
(後編へ続く)

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