歯医者復活戦

えー、先週の土曜日から虫歯が一気に悪化してあごの形が変わるほど腫れ上がってひどいことになっているるしゃなです。
ま、昨日の朝歯医者に行ったので痛みはないんですが、腫れは引かないし、大穴開いたままだしでいまだに集中力が低いままです。
普段とあまり変わらない?
ええ、そうですとも・・・orz
さて、昨日こちら(愛知)の住んでいるところの近くの歯医者にはじめて行ったわけですが、とても変わっていたのでレポートしておきます。


いつ寝ていつ起きたのか思い出せないような日曜日をなんとかやり過ごして、やってきました月曜日。
痛み止めの薬何回も飲んじゃったよ。
しかも、痛い痛いと思っていたらあごも腫れ上がっちゃって、左側だけまるで綿を含んでいるかのよう。
痛いわしゃべりにくいわ落ち着かないわでもうふらふらなのでした。
もっと早く行くつもりが気力がわかなくてもたもたしていたら診療時間がとっくに始まってました。
慌てて身支度を整え、チャリにまたがり一路歯医者へ。
実は前から歯医者の位置は把握してたんです。
ええ、駅前ですから。
でも、気力がわかなくてスルーしてたんですよ。
こんなになるまで放っておいてすいません・・・。
とかなんとか考えつつ、腫れ上がったあごを押さつつ、到着してみると待合室には人影もなく、どうやら予約制なのだろうと想像できました。
案の定、中に入ると訪問者を告げるチャイムが鳴ったあと受付嬢がけだるげに現れ、今すぐ見て欲しいのかとのたまうので、ええ、もちろんと答えると、これまたけだるげに先生にお伺いを立てに奥へ。
ダメだといわれたらもうひとつ心当たりはあったんですが、なんとか治療してもらえるようです。
「本当は、予約を入れていただくことになってます」
という受付嬢に、んなことは見ればわかるよと応えたくなるのをぐっとこらえて、すいませんよろしくお願いしますと返すワタシ。
痛いから、もうなに言われても腹が立たないな、などと思いながら、この不機嫌な受付嬢って眉毛全剃りな上に手書きかよ、とかぜんぜん違うほうに意識が行ったりしてました。
そんなこんなで待つことしばし、暇なのでマガジンラックにあったビッグコミックオリジナルを手にとってぱらぱら。
ゴルゴ13を読み終わり、他の漫画を2,3本読んでいたら呼ばれました。
久しぶりでしかも初めての歯医者さんは緊張します。
しかも何?
椅子ないじゃんここ。
え、このアイロン台みたいのに寝そべるんですか?
しかも、うがいする装置もないんですけど。
どこかから持ってくるのかな?
イヤ、そんなそぶりもないな。
・・・なんて考えていると先生登場。
二言三言会話して、
「じゃあ、今どんな状態になっているのか見せてもらいましょう」
と先生。
歯科衛生士と思われるおねーさんに案内されるまま、なにやらレントゲンの機械と思われる装置まで連れて行かれて鉛(が入っているであろう)のジャケットを羽織ります。
あれ、これって普通前にかけるんじゃないの?
と思ったけど、やっぱりマントのように羽織るんですよ。
首の前側に止める部分が来るのでいそいそと止めます。
なんか、凄い違和感があるんですが。
そんな私を尻目におねーさんが怪しげな機械の前に連れて行きます。
え、首固定するんですか?
や、ネジ止めなんかしなくても動かないって。
あ、そのスポンジみたいのを銜えろと。
いいんだけど、あごを乗せろといっておいてから足を伸ばせとかおかしくないっすか(笑)。
で、待つこと10数秒。
何かが頭の周りをぐるっと半回転して、今度は元に戻るように逆回転。
すげぇ。
ことが済んでその怪しげな装置のある部屋から出たとたん、目の前にあるPCの画面になにやら映っているじゃないですか。
おお、これはもしかして自分の歯か?
なんて人工の部分が多いのだろう、とまじまじと見つめていると
「この歯が虫歯になっているみたいですね。今日はこの歯に穴を開けて治療しましょう」
と、先生がマウスで拡大しながら見せてくれましたよ。
ここからはまさにまな板の鯉の気分。
ほんとに寝そべってるんだもの。
痛いところの回りにざくざくと麻酔を打って、ぎゅいーん、ぎゅいーんと削られました。
あんまり緊張しているので、麻酔を打つときに力を抜けといわれたんですが、できるわけがありません。
ええ、ヘタレですから。
終わってみるとあっけないもので、挨拶をして会計を済ませて会社へ向かいましたが、なんだか今まで通っていた歯医者とあまりにも設備が違いすぎて戸惑うばかりでしたとさ。
アナタのかかりつけの歯医者って、どんなところですか?

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