一般の人向けには、インパクトのある見出し、そして具体的な脅威を示すことでようやく興味を引くことができるのかもしれない。でも、ソレばっかりでいいのか? というのが気になる今日この頃。
すでにニュースなどで目にしている人も多いだろうけども、悪質な仕掛けのあるJPEG形式の画像ファイルを開いたときに、予期せぬプログラムが起動してデータが盗まれる危険性があるという。確かにそのとおりだろうけどね。
ウィンドウズXPに最高度の欠陥…データ盗難の恐れ (読売新聞)
記事を読むとまたまた「ハッカー」などという言葉が躍っている。「平易な表現」と「本来の意味などお構いなしの俗な言い回し」が混同されている気がする。もうちょっと頭も気も使って欲しい。専門用語で煙に巻く必要はないけれど、コレはあんまりな気がする。
それでも、これだけ脅しても、Windows Updateをかける人は少ないのだろう。「面倒だから」、「実害はないから」というのがその理由だろうけども、そういう人に限ってウィルスに感染したと相談してくる。ほんの少し気を回してクソ忌々しいWindowsを最新の状態に保っておけば防げることが多いのに・・・。
そこで今後の課題。
- ニュースソースにもよるが、あまりにも簡素なタイトルには気をつけるべし。ちゃんと意味を考えよう。
- Windowsは常に最新の状態に。せめてセキュリティパッチくらいはあてるべし
- ハード以外はすべてただ、せいぜいゲームを買うくらい、という状況を改善すべし。ウィルス対策ソフトとファイアウォールくらいは買おう
このくらい守っていれば、いざというときにおたおたしなくてもすむと思うんですが、どうでしょう?
そこのあなたはどうですか?
追記:
ちなみに、こっちの記事はかなり「まっとう」なものです。扱える文字数の問題もあるだろうけど、ここまで内容違うとアレよね(苦笑)。
JPEG画像を見たらハッキングされる – WindowsやOfficeなどに脆弱性
ポイントとしては
セキュリティを強化したWindows XP SP2は影響を受けない
ということかな。早速導入されている環境だと、何事もなかったように明日を迎えられるそうです。よかったですね(をい。
ほかにも記事はたくさんあるだろうけど、情報の取捨選択は見る側に任されてます。躍らされるのだけは厭ですよね。